意味がわからない。
ぽーっと、酔えるものでもない。
ただ唇がひりひりとして、少し血がにじみ出てきてるのがわかった。
「はじめてなんで、やりかたがわからんけど、俺のファーストキスを、由未にやる。ずっと助けてくれてありがとう。好きになってくれて、ありがとう。」
……ファーストキスは血の味(苦笑)。
不器用な和也先輩の、精一杯の気持ちが伝わってきて、私は泣きながら笑った。
「東京でも、応援しに行きます。」
「あほか。1年が試合出られるほど甘い世界ちゃうわ。」
「それでも、行きます。また先輩に殴られて怪我しはったら手当てしたげます。」
和也先輩は、ちょっと笑った。
「……ありがとう。でも、先のことはわからん。期待せんとってくれ。俺、余裕ないと思うから。」
「はい。わかってます。私が勝手に見に行くだけやから、気にせんといてください。」
そう言うと、和也先輩は、もう一度私の唇を貪った。
今度は舌が私の口の中に入ってきて、忙しく蹂躙した。
自然と2人とも目を閉じていた。
しばらくされるがままに任せていたが、何だか自分がずるずると落ちていくような気がした。
……腰に力が入らないというか……立っていられなくなって……。
くたっとしてしまった私に気付き、和也先輩が唇を離した。
「大丈夫か?窒息した?」
私は首を振って、和也先輩にしがみつく。
「立ってられなくなっただけです……うれしくて……夢のようで……」
和也先輩は、困った顔になった。
「やばい……由未がかわいいことばっかり言うから、ヤリたくなってきた。」
キャーッ!!!
ファーストキスだけでなく、童貞もいただけるんですか?
ええこちらも、処女ですよ、はい、どうぞ!
……なんてこと言えるわけもなく、私はただ固唾(かたず)を飲んだ。
顔から火が出そうなぐらい熱い。
抱いてください。
食べてください。
遊びでいいから……。
言葉にできない想いを必死で伝えようと、しがみついて、下から見上げて目で訴えた。
和也先輩はしばらく逡巡していたようだが、小さく笑って、私の額に唇を押しつけた。
「そんな顔してっと、犯されっぞ。」
はい、あなたに犯していただきたいんです……。
そんな心の声が聞こえるのか、和也先輩は困った顔で言った。
「あかんて。俺、由未に対して今は何の責任も取れんし。それに、ほんまにそんな時間もないんや。明日、大学のサッカー部の寮に入って、明後日から練習に参加させてもらうつもりやから。」
……さすが、サッカー馬鹿。
「わかりました。私も終業式が終わったら東京に引っ越します。和也先輩の練習がお休みの時に、逢ってください。」
私の図々しいお願いに対して、和也先輩は真面目に頷いてくれた。
ぽーっと、酔えるものでもない。
ただ唇がひりひりとして、少し血がにじみ出てきてるのがわかった。
「はじめてなんで、やりかたがわからんけど、俺のファーストキスを、由未にやる。ずっと助けてくれてありがとう。好きになってくれて、ありがとう。」
……ファーストキスは血の味(苦笑)。
不器用な和也先輩の、精一杯の気持ちが伝わってきて、私は泣きながら笑った。
「東京でも、応援しに行きます。」
「あほか。1年が試合出られるほど甘い世界ちゃうわ。」
「それでも、行きます。また先輩に殴られて怪我しはったら手当てしたげます。」
和也先輩は、ちょっと笑った。
「……ありがとう。でも、先のことはわからん。期待せんとってくれ。俺、余裕ないと思うから。」
「はい。わかってます。私が勝手に見に行くだけやから、気にせんといてください。」
そう言うと、和也先輩は、もう一度私の唇を貪った。
今度は舌が私の口の中に入ってきて、忙しく蹂躙した。
自然と2人とも目を閉じていた。
しばらくされるがままに任せていたが、何だか自分がずるずると落ちていくような気がした。
……腰に力が入らないというか……立っていられなくなって……。
くたっとしてしまった私に気付き、和也先輩が唇を離した。
「大丈夫か?窒息した?」
私は首を振って、和也先輩にしがみつく。
「立ってられなくなっただけです……うれしくて……夢のようで……」
和也先輩は、困った顔になった。
「やばい……由未がかわいいことばっかり言うから、ヤリたくなってきた。」
キャーッ!!!
ファーストキスだけでなく、童貞もいただけるんですか?
ええこちらも、処女ですよ、はい、どうぞ!
……なんてこと言えるわけもなく、私はただ固唾(かたず)を飲んだ。
顔から火が出そうなぐらい熱い。
抱いてください。
食べてください。
遊びでいいから……。
言葉にできない想いを必死で伝えようと、しがみついて、下から見上げて目で訴えた。
和也先輩はしばらく逡巡していたようだが、小さく笑って、私の額に唇を押しつけた。
「そんな顔してっと、犯されっぞ。」
はい、あなたに犯していただきたいんです……。
そんな心の声が聞こえるのか、和也先輩は困った顔で言った。
「あかんて。俺、由未に対して今は何の責任も取れんし。それに、ほんまにそんな時間もないんや。明日、大学のサッカー部の寮に入って、明後日から練習に参加させてもらうつもりやから。」
……さすが、サッカー馬鹿。
「わかりました。私も終業式が終わったら東京に引っ越します。和也先輩の練習がお休みの時に、逢ってください。」
私の図々しいお願いに対して、和也先輩は真面目に頷いてくれた。



