少し頬を赤らめて、はにかんだように笑う綾子が、 一段と女の子らしく見えた。 もしかしたら、俺のタイプど真ん中なのかも… その日のうちに、俺の心は綾子に持っていかれた。 悔しいけど、マジで。 あれから数年が経ち、 綾子は今、俺の隣にいる。 俺の“彼女”として。 俺と綾子の出会いは、すごく変な出会いだったけど、 そんな出会いから始まる恋だって、ありだよな? だって俺、今ちょー幸せだしっ。 《END》