……また聞こえる! …まだ生きてんのか…此方に来いよ!

最近、悪夢的な夢と最後に必ず、この言葉が聞こえる。
鬼島拳也は厄年を迎える、中年の男。
芸能の仕事に憧れ、若い内から、それなりに仕事をして…例えば他人より苦労をしても少ない報われ方ですが…。
それでも、何とか一人前になり、大した学歴も無いのに学歴派閥を前面に世渡りする、連中と渡り合い…勝ち抜いてきた!
異性対しても、心を開かず、まぁ周りには、裕福度で男を見る女しか居なかったから、恋愛とは、程遠い欲望だけの騙し合いだった。
年々、荒んでいく自分に嫌気が差して居たのは否定仕様がない…。