君の声<短編>

『あぁん‥』

「お前そんな大きい声出せんじゃん」

愛し合っていた二人は俺の存在にただ驚く

『尚‥』

「その男の前で声が枯れるほど喘げばいい」

その言葉を残し俺はその場から消えた‥