恋の花




先輩との会話の途中、私は顔を先輩に見られないように俯けて小さく笑う




もう先輩の方を向いちゃってるんで…



頑張らなくてもいいのに…

先輩が頑張っている可愛いところ⚫かっこいいところを見てみたいなぁ…なんて


……。

ちょっ!



「バカ…(私なに考えてんの!?)」


「ん…?バカ?」



口に出しちゃってた!?

と、焦りながらも


「何でもない。」


と、いいつつ


私は彼に赤く染まった頬を緩ませて笑って見せた





*end*