「マリリン、銀次郎、どうしよう。」
「まずはあの先輩たちに口止めだな。そんで、どこまで知られているのかを聞かないと。」
「でも確信はしていなかったっぽいんだよ。なら無駄に暴露する必要もないんじゃ…」
「でもあの変態、ほぼお前で当たりつけてんじゃねぇか。なら多数に言いふらされる前に封じた方が確実だ。」
「そうだね。もしかしたらって情報だって、その他の人からすれば十分な攻撃対象になると思う。ならつぶした方が安全だよ。」
「まずは海先輩と葛西先輩に報告と相談。そっから動きを決めよう。オレが今電話するね。」
銀次郎が愛用しているスマートフォンを操作し、電話をかけ始めた。相手は葛西先輩だ。
あらかたの事情を話すと、あたしに電話を替わるという。
「もしもし、お疲れ様です…」
「くるみ、君の問題ホイホイ癖はなんとかならないのかい?どうすれば一日二日でそんなに問題を呼び起こすことができるんだ。」
「いやーあたしにも何がどうしてこうなったのか分からずですねぇ…」
「昨日の時点で報告しなかったのもダメ。もしかしたら今日の登校時に先輩たちに攻撃されてたかもしれないんだよ?その可能性も十分にあった。それ、分かってる?」
「…ハイ。ごめんなさい。あたしの間抜け具合がこうもご迷惑をおかけするとは…」
魔王様のガチお叱りにシュンとしていると、マリリンが頭を撫でてくれた。
マリリンの癒しの力は素晴らしい。

