その後、午後の授業の予鈴がなったことで委員長から解放された。



とりあえずまだ万引き先輩は出てこれないので、来週になって出てきたら見張りをよこすとのことだった。




「ただいまマリリン。」


「お、ちゃんと帰って来たな。」


「当たり前でしょうよ。」


「何を怒られてきたの?」



「なんにも。ただの質問コーナーだった。」


「なんだそれ?」



「あたしにもよくわかってないわ。

あと、あたし来週から命を狙われるらしいから、マリリン一緒に戦ってね。」



「命狙われるようなことをしたってことか。」


「あたしってば罪深き女なのよ。」



「それただ言いたいだけだろ。」


「よくわかったね。」



「まぁな。詳しくはあとで話せよ。」



「もちろんっすよ。マリリンの質問には包み隠さずすべてさらけ出しますよ。」




隠したところで無理やり吐かされることは前回身をもって学びましたからね。