「質問。」
それからしばらく、委員長による質問大会が開催された。
交友関係については、今後の動きの中で知られておいた方がいい人に関しては教えておいた。
一応、生徒会の中では学校内での絡みが多いあの腹黒バカも交友関係の中に入れておいてやる。
かっちゃん先輩や太郎先輩、仁先輩との関わりは、腹黒バカを助けたときに知り合ったということも話した。
あたしが殴り飛ばしたところは誤魔化してだが。
こちらが不利になる部分はうまく包み隠して、それでも嘘は言わない。
「交友関係に関してはもう満足ですか?」
「質問。」
聞きたいことがあると律儀に「質問」と言ってから話し始めるのがなんとも面白い。
「はい、なんですか。」
「お前の好きな色は。」
「…それを聞いてどうするんすか?」
「気になったことは聞く。」
「あたしの好きな色が気になっちゃったんすね。なら仕方ないですね。好きな色はオレンジです。」
「…質問。」
「どうぞ。」
「好きな食べ物は。」
「おせんべいと牛乳です。」
「質問。」
「どうぞ。もうこの際なんでも答えますよあたしは。」
「好きな教科は。」
「体育です。」
「好きなスポーツは。」
「うーん…観るのはなんでも好きですね。やるならなんだろう、走るのは好きですね。
え、というかいいんちょ、何書いてるんですか?」
「聞いたことはメモする。」
「いやいや、あたしの好きなものシリーズはメモする必要なくないですか?」
「ある。」
いや、ないでしょうよ…

