「あれ?他の人たちはいないんっすか?」
「は?他の連中は呼んでないぞ。」
「え、だって昼休みの話するんじゃ…」
「んなこと一言も言ってねぇだろ。お前の早合点だ。」
なんだ、てっきりお昼の話なのかとばかり思っていた。
…じゃあなんで集合かけられたんだ?
あたしがあたしが尋ねようとしたときにドアが開いて、マリリンが現れた。
「海先輩、あと誰呼んだんです?」
「お前と江橋だけだよ。」
「なぜに?」
この三人で話すこと…?
昼に一緒にご飯食べたことを考えればやっぱり風紀についてか。
でもそれは昼に確認したよな。
「昼休みの終わり際に沼田を見かけた。
すっげぇ顔が緩んでて気持ちが悪かった。あと、歩き方が不自然だった。」
海先輩のその一言に体がギクリと反応する。
「そのあと教室戻ったら博光が生徒会室から戻ってきてたからその話をしたら、生徒会室でひと悶着あった後くるみを追って沼田が生徒会室から出て行ったってことがわかった。」
海先輩もマリリンもあたしの反応を見逃さないつもりなのか、こちらから視線を外してくれることはない。
「で、授業の合間に様子見に行ったらくるみと江橋が珍しく揉めてるから、これはなんかあったんだろうと思って。」
そう言うと、なぜかとてもいい笑顔であたしを見つめる海先輩。
にっこりという効果音が聞こえてきた気がした。
「くるみ、吐け。」
……どこの筋の方ですかねこの先輩。

