その連絡をもらったのは、海先輩と別れてマリリンと教室に戻ってきたときだった。
連絡を入れてきた相手はハム先輩。
内容はとにかく何でもいいから生徒会室に来いとのこと。
ただならぬ様子のハム先輩に、あとのことはマリリンに任せて生徒会室に走った。
生徒会室に入る前に息を整えて、何も知りませんという顔で入る準備をする。
というのも、ハム先輩が電話を切る前にそうしないと後々面倒になるからよろしくと言われたのだ。
何がどう面倒になるのかわからないが、言われたことを素直に実行できる子、くるみちゃんです。
「すいませーん。失礼しまーす。」
生徒会室にいたのは魔王・葛西先輩と生徒会メンバー、風紀委員長とかっちゃん先輩。
あと一人、真面目そうな顔の先輩が頬を腫らして立っていた。
よく見るとかっちゃん先輩もうっすら左頬が赤くなっている。
なんだこのメンバーは。
各チーム代表が集結しているその様子は、思った以上に圧巻だった。
そして思う、なんであたしはここに呼び出されたのか…
「…えっと、すみません。今は入らない方が良さげですか、ね?出直してきますー。」
ついつい、開けてそのまま閉めたくなったところを耐えて、一言断りを入れただけでも上出来だと思う。
「あ、っと、何か用事かな?あたし、対応しますね。」
ハム先輩が気を利かせた風にあたしの後に続いて生徒会室から出る。
これで詳細を聞くことができそうだ。

