「…ずっと気になってたんですけど、なんで大文字先輩と江橋くんが君と一緒にいるんですか?」
そこで海先輩とマリリンに不信感たっぷりの視線を送る風紀くん。
やっぱりこの人は人を見た目と噂で判断する人なのだろうか。
「なんか文句ある?」
マリリンが絶対零度の視線で風紀くんを見る。
この間もブリザード吹雪かせてたもんな…
マリリンこそが氷雪系最強エンジェルなんじゃないかな。
氷雪系でしかも大天使とかもう誰も勝てねぇよ。
マリリンチートかよ。
「くるみ、なんでこのタイミングでにやけてんのかさっぱりわかんねぇ。」
「マリリンのチートさに感動してました。」
「おう、風紀の一年。
オレとくるみは仲良し幼馴染なんだよ。一緒に飯だって食う。」
自分から聞いておいてあたしの返答を無視するとはいい度胸だな。
あと仲良し幼馴染って聞いただけでぞわっとしたから本当にそういう発言は控えていただきたい。
「幼馴染…本当ですか?」
「そうなんですよー。お家がご近所さんで、小さいときからお世話になっているんです。」
と口から出まかせを言い放つと、それで納得してくれたようだ。
あぁなんて心臓が痛くなる嘘なんだ。
お世話になんて微塵もなってないわ。
「マリリンとは同じクラスで友達なんです。」
「マリリン…?」
「俺の事。」
マリリンが自分のことを指さす。
風紀くんはさっぱり意味が分からないといった顔だが、そんなことをいちいち気にするマリリンではない。
「で、あんたはなんか用なの?」

