「「えぇ?」」
「おい、小竹。何を言っているんだ。
オレは別に女子が嫌いなわけではない。」
「じゃあ止まってくれてもいいじゃないっすか。」
「それとこれとは話が違う。」
「違わないっすよ!っうわぁっ…!!」
狭い室内、机やいすが周りにある中でぐるぐると回っていたものだから、机に脚をひっかけてすっころんでしまった。
「…すみません、いいんちょ。」
すっころんだ勢いでいいんちょーの腹にタックルをかましてしまった。
「あ、いや、だ、だい、大丈夫、大丈夫、だい、じょう、ぶ…」
顔面から委員長のボディにタックルをかましたわけだが、いいんちょーは片言で話しながらあたしの顔面をがばりとわしづかんでぺいっと遠ざけると、ふらふらと自分のデスクへと歩いていって、デスクの向こう側についたかと思ったら突如消えてしまった。
というか、デスクの裏のこちらから見えないところに隠れてしまった。
「え、これは何が起きているんだろう。」
「オレにもよくわからん。」
刈り上げ先輩とつんつん先輩が顔を見合わせる。
「委員長、大丈夫ですか?!」
風紀くんは何やら慌てた様子でいいんちょーの元へと駆け寄る。
「先輩、何が起こったんですか?」
「オレに聞かれても。」
「え、委員長って女子が嫌いっていうか、苦手なのか?」
「そうなんですか?いいんちょ?」
デスクの下を覗くと、なぜか体育座りで膝を抱えるいいんちょー。
関係ないけど体育座りっていう人と体操座りっていう人と三角座りっていう人いるよね。

