「しかし、オレたちが味方についているってバラすなんて、思い切った作戦考えるよな。」
「海先輩は思い切った男ですから。」
「まぁな。」
いや、別に褒めてないっすよ。
「これで共倒れになるか、群衆が味方につくかどうかは、あんたたち支持率にかかってる。
本当に大丈夫だろうな?」
葛西先輩がにやりと笑う。
白金髪で外人顔の葛西先輩がやると迫力倍増だ。
外国のマフィアみたいだ。
マフィア見たことないけど。
「そこのところは心配いらないと思うけど。
これでも一応選挙を勝ち抜いて来たオレたちですから?」
自信満々に言い放つ羽島会長かっけぇ。
でもあんたはマニフェストに肉まんの話とか盛り込んでたから勝てたんじゃないのか。
「大丈夫。言っとくけどあたしたち、人気あるんだから。
ねー、角田ちゃん!」
「え、そ、そうなんですかね…?」
ハム先輩がメガネ女神角田庶務と微笑み合う。
癒しと癒しが手を組みやがった!
癒ししか感じない!
「くるみ、顔がだらしない。」
「葛西先輩ひどい。」
マフィア葛西先輩にいじめられる。とマリリンを見たら無言で撫でられた。
最近撫でられることが多くなってうれしい。
「沼田もこんなんだけど一応女子票は多いから大丈夫。
駒井は部活の奴らとかの信用あるしな。」
なるほど。
生徒会のメンバーを細かく見ていくと、
肉まん票の羽島会長、
女子票の副会長、
部活票の書記駒井くん、
癒し票の会計ハム先輩と女神庶務角田さんという構成で成り立っているのか。
バランスいいな。

