「江橋、美術部だろ?
かっこいいデザインでポスター描いて。」
「ちょ、海先輩!
美術部エース、気だるげな美青年代表この地に降り立った大天使マリリン様に対して、なんて軽い物言い!
無礼でござる!」
「お前の中の俺の設定どうなってんだよ馬鹿。」
「あだぁ!!っ、痛いよっマリリン!
ほらぁ!海先輩の失礼な態度のせいで大天使様がお怒りだぁ!」
「全面的にくるみのアホのせいだろうが。」
「いだっ!
う、痛い痛い痛い、死ぬ、あたし死ぬ!」
マリリンからはおでこが吹き飛ぶと噂のデコピンを食らい、海先輩には近所の悪い人たちが一発でひれ伏す拳骨を食らい、もうあたしは死んでしまったんではないだろうか。
頭部を中心に攻撃されて、あたしはきっと一分前のあたしより頭が悪くなったことだろう。
「マリリンも海先輩もあたしを殺す気だ!
生命の危機だ!銀次郎助けて!」
とっさに危険な二人から距離を取って、銀次郎の後ろに隠れる。
「お、オレにあの二人と戦えって、むむむ無理に決まってんだろ!
むしろオレが殺される!
というか、オレの後ろに隠れないで!
本当にオレが、オレが睨まれるから!!」
「あたしのために命を落としてくれ銀次郎!」
「うるせぇどんな言い分だそれぇ!!
あっちいけ馬鹿くるみ!」

