マリリンの尊い意見のおかげで、これからのヒーロー部の動きが定まった。
まず一つは、ヒーロー部イメージアップ作戦だ。
今まで水面下で秘密裏に行っていた活動を少しだけ表に出す。
「表に出しても問題ないんですか?」
銀次郎の質問に、海先輩が答える。
「何も全部をばらす訳じゃない。
顔はもちろん出さないし、加害者には余計な情報漏えいはさせない。
ただ、今まで被害者にも行っていた口止めをやめにする。そんで、ピンチを助けてもらったと大いにしゃべりまくってもらおう。
それで、噂のヒーローが実在することを噂させる。」
「そんなことだけで変わりますかね?」
「これだけじゃ大きくは変わらないだろうな。そこで、二つ目の作戦だ。」
海先輩から語られた二つ目の作戦とは、単純に言うと『ヒーロー部の宣伝をしよう』というものだった。

