それいけヒーロー部



「こちらの情報がどっから漏れたか、現状で判断するのは危険だね。

もう少し泳がせて、確実に尻尾をつかんだ方がいいかもしれない。」




「そうだな。女がいるとばれたところで、この学校にはいくらでも女がいる。

その中から特定するのは簡単じゃねえ。」





葛西先輩と海先輩の言葉にみんなが頷いた。



「ただ、警戒するに越したことはない。くるみちゃんはしばらくこの活動からは完全に手を引いた方がいいかもしれないね。」





仁先輩の提案はすんなりと通った。


もともと4人でヒーロー部をやっていたのだから、別にあたしがいようがいまいが、大差はないのだ。



じゃあなんでこの部に入ってるんだと問われれば、この学校を変えたいからだろうか。



最初は強制的な入部だったが、今では、この学校の陰を見てしまった今では自分も革命の手伝いをしたいと思うようになった。




「じゃああたしは、引き続きマリリンと一緒に情報集めしますね。

その中でどこから漏れたのか把握できたら報告します。」




あたしは、今のあたしにできることをやろう。

直接的に動けなくてもできることがたくさんある。



たかちゃんは避けつつ風紀の様子を探ろう。




「…あと、今日はもう一つ話すことがあるんだ。」




やる気を入れなおしているあたしの横で、葛西先輩が口を開いた。