それいけヒーロー部


その後も特に何か大きな事件も起きずに毎日が進んでいった。




時にはかっちゃん先輩たちと戯れながらご飯を食べたり、

時には副会長命令で生徒会の雑用を手伝わされたり、

時には美術部のお菓子パーティに混ぜてもらったりと、

それなりに楽しく学校生活を送っていたりする。





生徒会の雑用だけは本当に勘弁してほしいが、どうしてもと頼まれると断れない日本人である。



大きな事件は起きていないが、小さな事件だったら度々起きている。



かっちゃん先輩たちには今のあたしたちの状況をちゃんと伝えてあり副会長に対して絡んで悪かったなと謝りに行くなど、進展があった。


もちろん副会長にもごめんなさいさせた。


無罪だろうとわかっていたのにかっちゃん先輩たちに絡みに行ったからだ。





そして、余談だがたかちゃんが顔もわからぬスパイダーヒーローを求めて全学年の教室をさまよっていると聞いたときは、全力で知らん顔をした。



まぁ、誰かに何か聞くわけではなく教室を覗いてぐるりと見渡し、数秒固まったかと思えばため息をついて出ていくというなんとも摩訶不思議な行動をしていただけだったので、何にも反応しなければ大丈夫だったわけだが。


ただ、マリリンに原因追及されて、事の詳細を語ったらすごくしょっぱい顔をされた。




ちなみに、あの下段蹴りは海先輩に小学生のときに教えてもらったものだ。



護身用に覚えておけと言われたのだが、オレには絶対に使うなとも言われた。


それをマリリンに言ったら俺にも使うなと言われた。

マリリンと戦うことなんて絶対にないと思うが、一応覚えておこうと思う。