秋に桜の下で

「青、スケッチブック貸して」

「え、なんで⁇
夏って絵めっちゃ下手くそじゃん」

「絵を描くだけがスケッチブックじゃないし」

そう言って青のスケッチブックと筆箱を奪った

「俺な、色んなやつが見たことのない景色見る‼︎」

スケッチブックには誰がどう見ても地球とは思えない緑と青の丸を書いた

「夏、私と付き合ってほしい」

声が小さくてうまく聞き取れなかったがなにか青が伝えたんだろうなぁ

「もう一回言って」

ごめんね
でも、ちゃんと聞きたい

青は照れながら

「夏はできると思うよ
粘り強いから」

そー言って青は笑った