高校生活最後の年がきた。
男子校で過ごしたソラ、アオイ、ウミの3人は最後の年でまた同じクラスになることができた。

ア「また今年も同じだな!\(>∀<)/」
ソ、ウ「あー。うん。」
ア「なにその嫌そうな態度…」
ソ「あーまた一緒なれたねー!うれしーなー!(棒)」
ウ「うれしーなぁー(棒)」
ア「うん。もういいや。今年もよろしくな。」

今日は始業式だけで終わり。
部活ある人たちは始業式後に部活がある。
だか、おれ含めアオイとウミは部活に入ることもなくSHL後はすぐに帰るようにしていた。
そんな2年間いつも同じ道を帰ってきた道でいつものように他愛もない話をしていた。

ア「なぁなぁー」
ソ「なに?」
ウ「zzZZ…!!」

ア「ウミ…歩きながら寝るのは辞めろよ…」
ウ「あ、ごめん。つい癖で(´>ω∂`)」
ア「どんな癖だよ…。まぁ毎日言ってることだしな。」
ウ「zzZZ…」
ア「……。」

ソ「あ、それで何か話あったんじゃないか?」
ア「あ、そうそう」
ア「ソラは『恋』って何色だとお、思うか…?」
ソ「え、なんでそんな恥ずかしがってるんだよ」
ア「いいから!あるのか?!ないのか!?」
ソ「まぁ、ないね(・´ー・`)」
ウ「そこドヤらなくていいよソラ。」
ア「ナイスツッコミ!てか起きてたのね。」
ソ「つーかなんで『恋』の色なんか聞くんだよ」
ア「いや、ある本で『恋』を色で例えるなら『金色』って考えがあったんだよ」
ウ「あ、それ僕も読んだよ」
ソ「なんで金なんだ?ピンクとか赤じゃないのか?」
ア「そ…」

ウ「それはね、金は磨けば磨くほどいつまでも輝いてるかど放っておいたら錆びるから恋も似たような感じだからって書いてたよ。」
ソ「あー。言われてみればそんな感じがするな。」
ア「…。それおれのセリフだろ。お前は寝て車にでも轢かれてろ…。」
ウ「わーアオイくんこわーい(棒)」
ソ「まぁそこは置いててもいいだろ
それにおれたちに『恋』なんてできるわけないだろ
男子校だぞ 皆ホモなら話は別だが」
ア「…。」
ウ「僕彼女いるよごめんね」

ソア「(´º∀º`)」

ウ「○○高の人だよ高1の秋から付き合ってたけど言ってなかったっけ?」
ソ「言ってねーよ…」
ア「あんな話持ちかけたおれが恥ずかしわ…」
ウ「あー。ごめんねー。」

ソ「『恋』しなくてもおれたち3人で『青春』しようぜ…」
ア「ああ、そうだな…」
ウ「zzZZ」