そしてまた地獄の学校生活が始まった。でも今までより毎日が前向きに迎えられるようになった。

友情の大切さに改めて気づいた。

それから1ヶ月ほど経った頃美里からMessage(メッセージ)が届いた。

何かと思い見てみるとそこに書いてあったのは私にとっての光を失うような内容だった。

"アメリカに引っ越すことになった"

悲しみのあまり涙さえ出なかった。でも嘘だとは思わなかった。

よく小説とかで「嘘でしょ⁇」と、聞くところがあるけれど、私はそうは思わなかった。

私はただこの悲しい事実を受け止めるしかなかった。

それから間もなく彼女は旅立ってしまった。夢であってほしい現実だった。

私にはもう頼る人がいなくなってしまった。