学校2日目、早速1人の女子に嫌われた。

彼女は私のbuddy(バディー)であり、ここのグループのリーダー、スポーツ抜群の 小林 美鈴(こばやし みすず)。

彼女に嫌われればみんなに嫌われるのも時間の問題と思われた。

そして次の日、メンバー全員に嫌われた。私は慣れない土地で来て3日で仲間をなくしてしまったのだった。

私は極力日本人グループに近づく努力をしていたが、そんな軽い気持ちで心を許しれくれる人たちじゃないってことを私は見にしみて感じていた。

私が来てすぐに関口 詩織 (せきぐち しおり)という1つ年上の女の子が引っ越してきた。

彼女は東京出身で、ことあるごとに、「東京なら当たり前に◯◯だよ」(田舎民を馬鹿にする言動)と言っていた。

我ら田舎民は皆彼女を嫌っていった。