「知らない?…まぁ、そこまで有名じゃないのかもね。なんか、別館の一階の多目的ホールあるじゃん?あそこに行くの。廊下に入ると幸せになれるらしいよ。鍵は閉まってるし、入れないんだけどね。」
…別館かぁ、、、
あんまり行かないけど…
「なんか、楽しそう。」
「でしょでしょ!?行ってきなよ?」
「行ってみる。」
「青春しなきゃ…、ね?」
青春。
私が高校生になって最も憧れてるもの。
「…ありがと、千夏チナツ。」
千夏は、幼稚園から一緒という絵に描いた腐れ縁である。
お互い、良いところも悪いところも知った上で付き合ってる。
「じゃあ、行ってみるね。」

