あなたへの精一杯

「それで、そのせいであいついじめられてさ。そういうの気にしない奴だったけど俺もあいつがいじめられないようにフォローもした。」

「...」

「でも、それが悪い方にいって、もっと誤解されて挙げ句の果て、あいつは自殺した。」

「...」

「あいつの彼氏にも殴られた。
俺があいつの幼馴染みじゃなかったらこんなことにはならなかったって...」

「...っ」

涙が出そうになった

「そして、あっちの男女の友達にも悪く言われた。先生にも。
あいつをいじめた張本人たちは退学にされたからそれ以上言われることはなかったけど。」

「処分を下されなかった俺は言われるがまま。」

「親にだって呆れられた。
あいつの親と俺の親が仲良かったから。
あんたは大事な人を殺したも同然。
そう言われた。」

「...」

「それから腹たって親が嫌いになった。
家に帰らないで他校の友達んとこに泊まったりした。」