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放課後にて

「あ!朝日奈くん。」

「花野ちゃん!」

「ゆっちゃんのミーティング終わるまで待ってよ?」

「あ、うん!」スマイルゥ

あぁ。こんなにも人の笑顔で癒されるなんて…!
two王子だけあるわー






「あのさ。」

私の教室で待機していた私と朝日奈くん。

宿題をやっていた朝日奈くんがシャーペンを置き私の方を向く。

「なに?」

思わず私も、絵を書いていた手を止める。

「こんなこと聞かない方がいいって分かってるんだけど…ほんとに、翔也先輩のこと好きじゃない?」

「え?……う、うん。好きじゃ…ないよ。」

その言葉を聞いてずーっと私の顔をみる朝日奈くん

「そ、っか。」

静かな朝日奈くんの返事と共にまた、シャーペンの動く音がした。

「う、うん。そう…だよ」

私もまた手を動かした。

「こんなこと聞いてごめん…」

私は
「いいよ、気にしてない」

と伝えた