あなたへの精一杯

「うん。うん。」

もうそろそろ、休み時間が終わろうとしてる

私は3回深呼吸をし、涙を拭った。

「ありがとう、朝日奈くん。」

今度は本物の笑顔を精一杯つくった。

「あ、いや…/////」

「?」

「ううん、落ち着いたなら良かったよ。まだ腫れてるけど。」

そう言って私の右まぶたに触れる朝日奈くん。


/////…
お、お恥ずかしい。

でも、さっきから気になってたけどヒソヒソ周りにいる女子がいる。

なんだろ?

そして、朝日奈くんがそのギャラリー達の方を向くと…

「「「きゃーーー!!!/////」」」

いっせいに大勢の黄色い歓声が上がった