あなたへの精一杯

翔也SIDE
「なにかありました?」

髪を耳にかけながら問いかけてくる。

そう、この匂い。

フルーティー。

甘酸っぱくて。

鼻にキツくない、おれのタイプの香りだ。

はぁ…何考えてんだおれ…変態かよ…。

「いや、いい匂いしたから」

「え!/////」

いきなり頬を赤く染める花野。

わかりやすい

「ふっ。まぁ、三時限目から授業受けようぜ」

と言うと

花野がにっこり笑って

「はい!昼休み屋上来るんでお昼一緒に食べましょうね」

と言ってきた

俺は平常に見せかけ

「あぁ。」

と一言。