あなたへの精一杯

「あ、翔也ー」

大きく手を振る岡崎先輩のお姉さんらしき人

美人…
顔小さい…
超綺麗…
クリーム色の女優帽をかぶってて
ワインレッドのワンピースとマッチしてる。
ワンピースに黒のベルトをつけていて
胸元には金色のネックレス。
そしてすらっと長い足の下には黒い厚底の靴。

オシャレ…モデルみたい…

岡崎先輩が
「急に呼んで悪い」
と言った

「なぁに、可愛い弟のためなら宇宙の果までも飛んでくわよ」

「は、きも。」

笑い合う岡崎先輩とお姉さん?

濃すぎない化粧に、赤い唇。

シルバーのピアスが光る耳

やばいよ、こんな綺麗な人この世にいるんだ…

「あ、こんにちわ。あなたは?」

優しく笑いかける岡崎先輩のお姉さん?

「あ、えっと。花野 梓って言います。一年です…」

「そうなんだー!」

ニコニコとこっちを見る岡崎先輩のお姉さん(?)

「可愛い子ね。」ニコ

笑う顔も美人

「なになにー?翔也の彼女ー?」

とニヤニヤし出す岡崎先輩のお姉さん(?)

「は?ちげーし」

「えー?またまたー?私に紹介させようとここまで来させたんでしょー?」

と笑ってる

「だから、ちげーわ」

「ふーん。w」

笑い方もお上品…

「そういえば自己紹介遅れたね」

と私に笑いかける岡崎先輩のお姉さん(?)

「私、葉月 紫苑(はづき しおん)です」
と微笑む岡崎先輩のお姉さん(?)

名前まで可愛い…
でも
私は、岡崎先輩を睨んだ。

嘘ついてるんじゃん。

名字違うし。

なんで睨まれたのか理解した先輩