あなたへの精一杯

ようやく到着した。

学校、無駄に広すぎでしょ…

まぁ、生徒数多いし仕方ないか。

膝に手をつき呼吸を整える私。

岡崎先輩というと、何事も無かったかのように外ぐつに履き替えている。

さ、流石。

まだ手には感触が残ってる

手を眺めてると

「花野」

焦っているようで小さめの声で私を呼ぶ岡崎先輩。

「え?」

振り向くと岡崎先輩に口を抑えられ、影に隠された。

簡単に言うと口を抑えられ抱きつかれてる?

へ??!!

な、なに?!

ちらっと廊下をみると、校長先生が来客者らしき人と歩いてる

校長先生らが、校長室に入るのを確認すると岡崎先輩が「危なかった」
と私の口を抑えていた手を離した

「はぁ。」

私は心臓が壊れそうです。

てか、口を抑えられていた手を離されても、私の腰にまわっている手は離されていない

「/////あ、あの。岡崎先輩」

「あ?」

「あの、、手…」

と腰を指さす

「あ。わるい」
と岡崎先輩は手を離してくれた

緊張したー…

「早く靴はけよ」

顔をそらして岡崎先輩が言う

「あ、はい」

靴を履き終えると岡崎先輩が私の耳まで口を近づけ

「花野ってウブだね」

と小さく言ってきた

「は!/////」

「やっぱり」

クスッと笑った先輩

「世間知らずだね。純粋でいいね。」

といつもは絶対言わなさそうなセリフを言った岡崎先輩。

「へ?!/////」

よく理解出来ない

「ま、行こう」

そう言って、グラウンドで授業しているクラスがいないのを確認し学校の外まで走った