あなたへの精一杯

「あの、話って…?」

今回、最初に口を開いたのは私だった。

「あー。」

そうだ。と思い出したような岡崎先輩。

「たぶん、屋上に来れなかったのは俺のせいだと思ったから」

「え?」

「や、あの。花野の勘違いを解きたいと思って。
そしたら、またいつもと同じようになれると思って」

勘違いって?
あの時の?
ドーナツ屋の?
女の人?

勘違い…ねぇ。
私には仲の良いカップルにしか見えませんでしたけどね