あなたへの精一杯

ピピピピ

「ん…」

「梓ー、起きろー。母さんが飯できたって」

ピピピピ

「んー…」

「はぁ。開けるぞ」

ピピピピ
私のお兄ちゃん。
花野 陸斗[はなの りくと]
高校3年生。

私とは別のサッカー部が強くて有名な高校に通ってるお兄ちゃん。
高校では、サッカー部のキャプテンをしていて、試合を見に行けば、お兄ちゃん目当ての女子がたくさん。
人気あるらしい。

そんなお兄ちゃんは私の部屋に入るなりうるさく鳴り響く目覚ましを止め「起きろー」と体を揺さぶってきた。

現在、6:00
こんな早くなのにお兄ちゃんは、ご飯もすませ、もう学校に行く準備をしてるらしい。
学校遠いいからね。歩きで片道1時間以上かかる。バスは朝早く乗らないといけないから、お父さんが送ってる。
帰りは部活もあるし、バスみたいだけど