あなたへの精一杯

「それじゃあ。岡崎先輩!また!」

「うん」

「…」

私は振り返るはずのない岡崎先輩の何処か寂しげで堂々としたその背中を見えなくなるまで見送った。




「あーあ。」

足をばたつかせながら机の上で頭を抱えた私。

「なしたのさ?」

髪を縛り直しながら私の方へ寄ってきたゆっちゃん

「うーん…」

こういう、恋愛のことを人に相談したことのない私。

ましてや、恋愛経験0という孤独さ。

「え、なになに。」

「やー…ね。」

「梓がそんな深刻な顔するとか…めっちゃ気になる」

そう言ってゆっちゃんは私の隣りの机に座った