あなたへの精一杯

えーい!何回かに分けるなんてめんどくさいし、いっぺんに持ってく!

「重っ...」

職員室を出てから後悔しても遅いけどね。

うわぁ、階段おりるの苦労しそう。

「花野ちゃん」

あ、この声。
てか、花野ちゃんなんて呼ぶ人1人しかいないからね

「朝日奈くん!」

「重そうだね、手伝うよ。」

と、笑顔で言ってくれた。

「ほんと?!助かります!ありがと!」ニコ

「...ん/////」

「って、朝日奈くん、なんでそんな持ってくの?」

あきらかに、3分の1くらいの量のノートを取った朝日奈くん。

「んー?おれが持ちたい気分だから」

そんなはずないのになー...

「あ、ありがとう!優しいね!」

「べ、べつに...」

私達は会話が途切れることのないほど、話しまくって教室までノートを運んだ