『分かっているなら何で!?』


さっきは恥ずかしくて言えなかったけど。


恭也くんのことが本当に好きだから。


肝心なこと、言えなかった。


でも言わなくたってもう私たちの関係は終わり。


何、浮かれてたんだろ。


今思うと笑える。


涙が一粒だけ頬をつたった。


バカみたい…。