「ていうか、妄想じゃないわよっ!
なに勝手に架空の話にしてるのっ!」
「だって、架空じゃん。
どー考えてもさ」
「きーっ!なんてクソ生意気な小娘なの!?」
「シンデレラはクソとかいいませーん」
夕雨ったら、いつのまにこんな子に育ってしまったのかしら。
隣で可愛らしいお顔には似合わない口笛を吹いている夕雨を見ながら、どこで道を間違えてしまったのかと考えていると、いつのまにか学校に到着していた。
「はぁ。きっと私のせいね…
ごめんなさい、夕雨。
でも、必ず連れ戻して来てあげるわっ!」
「なんの話!?」

