仲良くなってきづいたこと。
それは、裕吏は女の子の扱いがとってもじょうずだってこと。
裕吏はわたしにドキドキさせるようなことをさらりという。

たとえばこんなことがあった。
『裕吏のタイプってどんな子?』
『んー器が大きくて面白くて俺より小さいやつかな』
『じゃあわたしはタイプ?』
『もちろん』
『もちろん』のメールのしたのほうを見ると、『嘘っていうと思った?』の文字。

ほかにも。

『裕吏ってモールの近くに住んでるよね?よく行ったりするの?』
モールは裕吏の家の近くのショッピングモール。
『まあまあ行くけど』
『私もよく行くんだけどあったことないね』
『会えるといいね』