ある冬の日のこと。

中学2年生の私、佐野美零(さのみれい)はいつも通りパソコンをひらきツイッターをチェックする。

あれ?通知が来てる。

見ると、『ゆうりさんからフォローされました』という文字。

ゆうり?ってあのゆうりかな?

プロフィールをみて確信した。

まちがいない、早川裕吏だ。

早川裕吏は同じクラスの男の子。野球部で、私の親友の元カレ。