キミへ。 ~背中の『2』~



「誰!!誰にやられた!?」


あたしの肩を勢いよく揺らして問いただす。

そんな必死になってくれるなんて。



「…。」

でも、言えないよ。

拓実にやられたなんて…。




「拓実…?」

「え!?なんで知って……ん!?」


あたしの唇に、軽く触れた夕輝の唇。



ぐいっ。

「とりあえず、うち入れよ。」