キミへ。 ~背中の『2』~



「結梨?何やってんの?」



あたしはしばらく、何も考えられずに夕輝の家の前に突っ立ってた。


夕輝に会いたい。

でも…。


そんな葛藤を繰り返していたら、ランニング帰りの夕輝とばったり。




「つかお前、首んとこ血ぃ出てる。」

うそっ!

慌てて手で隠す。

「は?しかも手首、あざ…。」

「…。」


どうしよう、夕輝には言いたくないよ…。