キミへ。 ~背中の『2』~


「拓実…、やめ…っ。」


首筋に痛みを感じる。

「や…やだ!!」


どんっ!!



初めて拓実を怖いと感じた。

床に落ちた携帯と荷物を無我夢中で拾い上げ、逃げるように教室を去った。



「はぁっ…はぁ…。」

涙で前が見にくい。

息が苦しい。


夕輝…!