後ろから伸びてきた手にびっくりする。 「そんなにまっちゃんが好き…?」 「拓実!?やめてよ、びっくりするじゃん!」 え、てか、あたしが夕輝好きなのバレた!? 「あれ、なんで拓実まだ……え?」 あたし、抱きつかれてる気がする。 「なに…どうしたの…。」 窓に反射して見える拓実の顔は、悲しそうだった。 そう、まるで鈴からあのメールを貰った日のあたしの表情のようだった。