キミへ。 ~背中の『2』~



後ろから伸びてきた手にびっくりする。



「そんなにまっちゃんが好き…?」

「拓実!?やめてよ、びっくりするじゃん!」


え、てか、あたしが夕輝好きなのバレた!?



「あれ、なんで拓実まだ……え?」

あたし、抱きつかれてる気がする。

「なに…どうしたの…。」



窓に反射して見える拓実の顔は、悲しそうだった。

そう、まるで鈴からあのメールを貰った日のあたしの表情のようだった。