「なんであいつは俺達の‥‥‥!!」 保はイライラをぶつけるように地面をザッと蹴る。 そうだよね。 自分の実の姉に続いてが、 由奈、だもんね‥‥‥‥‥……。 保が無茶して怪我したときにはいつも世話していた敏腕マネージャーだった由奈。 保が姉のように慕ってた相手。 私から見ても特に仲がよかったように思えた。 だからよけい、だ。 保のこういう顔はあの時以来。 いつも元気に馬鹿やってるから、こんな顔はしてほしくない。 そんなことを思っていても、今きっと私の顔は無表情で変わっていないだろうな。