運命をさがして

side 姫菜乃

授業中

アドバイスとかしなかったらよかったかな。なんか、距離も縮まっちゃったぽいし。

隠し通すとか、応援するとかいう気持ちが前に出すぎちゃって、自分を苦しめるなんてバカだな。

いつもだったら、先のことまで考えて色々できるのにな。

真夏、めっちゃハイテンションだった。私はそれを見て)、はっきり言って・・・不快だった。

決して真夏が嫌いなんじゃない。私が何を考えて迷ってるかも知らないで、恋を進展させて、満面の笑みでそれを話すのが、いらっときただけ。

知らないんだから、そんなこと思ってもしかたないけど。

「おい、そこ!ボーっとするな。これ、といてみろ。」

みんなが憐れむような目で見てくる。

あ、これ、名門校の入試問題だ。だから、そんな目を。

大丈夫。私は成績トップだ、とける!と言い聞かせて問題を読み、考える。

イケる。私は自分のプライドと自信を守るために口を開いた。