運命をさがして

「私さ、もともと男子が苦手だったの。だからだと思うよ。私がおかしい理由。」

信じた?信じた?

「じゃあ、関わらないほうが良かった?」

そんなわけないでしょ。うれしかったもん。

「いや、そんなことない。高校生になって変わるんだって、ずっと思ってたし。それに・・・
他の男子はいまだに無理なとこあるけど、恭君はなぜか大丈夫だし。決して、変な意味じゃなく!」

「じゃあ、俺はお前の特別製なんだ?」

は?

「えっと、そういうのでは・・・・」

「じゃあ、運命?」

は?えっと・・・・

「運命はないな。おれ、その相手もういるし。」

「へ?前、好きな人はいないって・・・・。」

嘘、だよね?

「前話した女子。しかも、会えないほうの運命。」

私?

「なんか、真夏に話したら、おれの中の記憶とかがよみがえってさ。名前と顔はだめだけど。
でも、やっぱ、いろいろ感じちゃうんだよね。あきらめきれないっていうか。」