運命をさがして

オタクの人達もみんないなくなって、ホームに人気がなくなった。

・・・・怖いな。

薄暗いし、人はいないし。

ガタっ。

ヒィ!

・・・・何だ、ペットボトルが風で倒れたんだ。

もう駄目だな。物音が気になるようになっちゃったら怖さが増す一方だよ―。

何かが音を立てるたびに、ビクッとしてしまう。

早く恭君帰ってきてよ。

うずくまって、待つ。

ゴンッ!

痛あー。

「怖かったんだろ?」

恭君、やっと帰ってきた。怖かった―。

「飲めよ。」

オレンジジュースを差し出してくれる。

「あ、ありがとうございます。ちょっと待って、お金・・・・」

「いいよ、そんぐらい。」

・・・・うれしい。

「ごめん、ありがと。あと、別に怖かったわけじゃないから。」

いや、怖かったけど、カッコがつかないし。そういうキャラじゃないし。