運命をさがして

side 恭

さっきから、真夏の頭がガクッてなりつづけてる。そのたびに、眼をしょぼしょぼさせながら顔をあげてるけど。

眠いんだろーな。おれが壁側取っちゃったから寝るに寝れないだろうし。

って、寝てる?器用な奴。

こいつ、すっげー無防備だな。おれが何しようと、助けなんか来ないのにさ。

いや、決して何かしようち思ったわけじゃないけど。

ふら・・・・ふら・・・・

危なっかしいな。

トンっと真夏の頭を引き寄せて、俺に、もたれかからせる。

え?何でおれこんなことしてんだ?

意外と答えはすぐに出た。

・・・・あいつに似てるから。名前も、顔も分からないけど。

なんか、ほっとけないんだよな。好きなわけではないけれど、きっと。

どうしても、真夏とあいつを重ねてしまう。

もう、会えるはずないのに。

ホント、真夏には迷惑な話だろうけど。