運命をさがして

なんか、トラブル多すぎじゃない?

また、どうしようってなっちゃうよ。

「何真っ赤になってんだよ。別に大したことじゃないじゃん。ぶつかるのなんて。」

「え、私顔赤い?」

「うん。」

確かに、顔が熱い。

恭君にとっては大したことじゃないだろうけど、私にとっては、一大事なんだから。

これが、思いの差なんだろうな。

よく考えたら私、好きになってどうする気だったんだろう?今はもう告白とかできるような性格じゃないし。相手に好きになってもらえるようなところもない。ただ、思ってるだけでいいってわけでもない。付き合いたいって思ってる。

・・・・私の勝率はゼロパーセントだ。

分かってはいたような気もするけど、理解したらやっぱりつらい。

でも、できることはしないと。好きって気持ちは変えられないんだから。

「真夏。」

恭君の声で、現実に戻った。

「もう駅着くけど。」

じゃあ、ドアのほうに行かないと・・・・

って、ドア、あっち側だよね?この人ゴミじゃあ、あそこまでいくのは無理なんじゃ・・・

恭君も、同じことを考えてたみたい。

「とりあえず、行ってみるか。」