不良の恋は条件付き!!

ー屋上ー

カパッ、と、自分の弁当箱を開ける。

「あれ?その弁当、キャラ弁?」

上杉が、さっそく私の弁当を見る。

「自分で作ったの?意外と乙女だね」
「うるさい…////」

乙女と言われて、赤面してしまう。

「お前こそ、パンかよ。」

あんぱんの袋を嬉しそうに持っている上杉は、どうやら大好物らしい。
「でも、浅野の可愛いとこ見れてよかった。」
「よくそんなこと普通に言えるよな…」

キャラ弁のことで可愛いと言ったらしい。

さっそく二人とも、昼食を口にする。
「そういえば、今日は昼休みが終わったら下校だよな。」

そう言ったのは私。

「悪いけど、先に帰ってていい?」
「いいよ、俺、日直だし」

ほ…。にしても日直か。すっかり忘れていた。

「本当は一緒に帰りたいけど」

ドキ…

その言葉に、一瞬ドキッとした。

「うるさい、バカ」
「ば、バカってなんだよ!」
「バカはバカだ、バカ」
「えぇ〜!?」

不覚にも、ときめいてしまったのか?