NET ー WORLD



『えー…。でも…さぁ。
ねぇ、テレビ電話しない?』



ギクッとしたキルト。
スマホとマイクを離れかすと、こっちに向かって囁いてきた。


「やべっ、疑われてまふ~!」


そしてまた、スマホをマイクを近づけ



「俺カメラ壊れてんだわ。
明日ならいいよ。」


『えぇ、明日?てか、壊れてんのにできるの?』



「あ〜、うん。」



『嘘でしょ(笑)』




「…チッ」




『え?今…舌う…』


「え?なに。」


『あ、ううん。』


「とにかく、明日な。」


『わ、わかった。』


「…………」


『怒ってる?』


「ううん。むしろ、楽しい。」


『楽しい?私との電話が。』


「うん。とっても楽しいよ。」


そう言ったキルトがカメラ目線で、ニヤリと笑いを見せた。