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「さて次は~なにしまふょ?」



何もしなくていい、配信をやめろ。


俺はそれを強く願う。



「ふーではねぇ、釣りでもしまふか。」


釣り。
それは、どっちの釣りだ?
いや、魚をつるなんてありえない。
なら…



「えー忘却の彼方の野郎から声とりまふねー。



パソコンをカタカタとおし、なにかしているみたいだ。
まさか、とは思ったがそうだった。


キルトはマイクを掴み、「あー」と叫ぶ。
だがそれは、あの野太い声でなく忘却の彼方の、イケボだった。



「では、はじめまふ!最初は、コイツ」



スマホの液晶画面をカメラに向かって見せてきた。
そこには、プリクラらしき画像に若い女の子が。

15歳辺りで、目が細く頬がふっくらと腫れてるような感じだ。