遠回りの恋




蓮斗は歩き続けた


「どうせ無理なんだろ?」










「無理なら無理なりに頑張れよ」






蓮斗は歩き続けた足をとめこっちを見た






頑張る…か…





確かに今までの自分、頑張ってきたかな






頑張ったって言えるのかな…








「うん…うち、やる。」





「おう」





「ありがと」




「いつもだろ?」





連とはゲラゲラ笑いながら歩き始めた